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どうして勉強をするの?と子供に聞かれたらどう答えるか?

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社会の現実を知る必要がある

なぜ学校があるのでしょうか?私が思うに、マクロな視点でいうと、国が豊かになる為、犯罪の少ない社会にする為、もっと便利な世の中にする為。そして、国民がより世の中の基準・規範を知ることで、感情ではなく論理的に物事を理解し、解決できる為ではないでしょうか?そして、人々が安心して、たくさんのイノベーションを生み出すことができるよう、学校が作られていると考えます。

その結果、社会は一部の例外を除いて、下記の状況になっているのではないでしょうか?

・勉強ができる人(頑張れる人)が、社会にとってメリットがある為、得をする
・頑張った人が偉くなりルールを作り社会を動かしている → 頑張った人が得をする
・頑張った人が周りから認められる社会になっている

  • 勉強ができる人(頑張れる人)が、社会にとってメリットがある為、得をする
  • 頑張った人が偉くなりルールを作り社会を動かしている → 頑張った人が得をする
  • 頑張った人が周りから認められる社会になっている

上記を、勉強のできる親は身に染みて理解をしており、頑張らなかった親はきちんと理解をしていません。また、頑張らなかった親は、極端な事例を持ち出して、自分が頑張らなかったことを正当化することもあります。(親が楽、親が傷つかない) 結果、学力の低い親の子供は学力が低い状態が発生します。

では、なぜ勉強をするのか?

私は、無理して勉強する必要はないと考えます。ただ、確実に勉強はした方がよいです。上記で説明した、社会の現実を踏まえ、もう少しその現実をブレークダウンしていきましょう。

将来の選択肢を増やす為

例えば、デートの為に、おしゃれな服を買う時、買うブランド・お店・色が限定されていたら悲しいですよね?また、好きなゲームをしていても、レベル上げをしないと、色々な武器がもらえないし、敵にも勝てませんよね。新しいステージにもいけません。これは、人生にも当てはまるのではないでしょうか?

まず、勉強ができる方が、できる仕事・入ることができる会社の幅が広がります。勉強ができるできないは何で判断されるのでしょうか?学歴です。学歴で何を優先されるのでしょうか?それは、頑張れる人か頑張れない人か?です。もし自分が会社の社長だったら、勉強ができる人・できない人のどっちを採用しますか?どっちが会社にとってメリットがあると思いますか?

入社できる会社の幅が広がるということは、お給料の高いお仕事につける可能性が広がります。また入ることができる会社がホワイト企業になる可能性も広がります。自分が好きなお仕事につける可能性も広がります。勉強を頑張ると、たくさんの選択肢から自分の望む人生を選ぶことができ、より楽に、楽しく生きる事ができるのです。

ここで、自分は漫画家になるからいい、野球選手になるから勉強は関係ない、という声を聞くこともあるので、現状を記しておきます。

会社員になる人の割合:約89%  → 10人に9人は会社員
漫画家で成功する割合:約0.04% → 漫画家志望1万人のうち4人
野球選手になる割合 :約0.03% → 高校球児1万人のうち3人

  • 会社員になる人の割合:約89%    →  10人に9人は会社員
  • 漫画家で成功する割合:約0.04%   →  漫画家志望1万人のうち4人
  • 野球選手になる割合 :約0.03%   →  高校球児1万人のうち3人

人生がもっと楽しくなる!

人生は勉強だけではないです。しかし、勉強ができると、「●●さん一生懸命、物事に取り組むことができる人だね!」、「●●さんといると自分も頑張ろうと思える!」、「●●さんに、頼りたくなる!」と、周りから認められ、頼られ、一目置かれることも増えるのではないでしょうか?そうすると、「頑張っている自分って何だかかっこいい・すごく好き!」と思えたりします。そうして、認められ、頼られると、いろんな機会に恵まれたります。例えば、学校の先生は、全校集会でのスピーチを、勉強ができる人・できない人のどっちに頼みますか?

また勉強ができると、もっと頑張れる自分になれます。高校生になると、学力で行く学校が変わります。学力が高い学校に行くと、学力が高い友達が集まってきます。人は学力だけではないですが、学力が高い学校に行くと、比較的、物事に真剣に取り組む友達が多くなるのは事実としてあります。そして、周りの友達に刺激をうけて、もっと頑張れる自分になることができるかもしれません。

やりたいこと・楽しいことが増える

以前、ネットで面白い記事を見ました。勉強をすると、お茶の入ったコップを見るだけでも、多くの視点を持つことができるという内容です。

  • 国語:透明なコップに入った濁ったお茶
  • 算数:200mlのコップに半分以下残っているお茶
  • 社会:中国産のコップに入った静岡産のお茶
  • 理科:カテキンを大量に含む植物から抽出した成分を含む液体
引用元:「何故勉強は必要か」に対する母の『コップとお茶』を使った解答が聡明過ぎる件について

つまり、一つの物事に対しても、色んな視点を持つことができるので、本当にやりたいこと・楽しいことが見つかりやすくなるのではないでしょうか?色んな教科の勉強をすることで、たくさんの仕事や興味があることを知ることができるのです。例えば、スポーツはルールを知らないと、見ていても楽しくないのと同じで、勉強は楽しいことを増やすため=人生を豊かにするためのものです。勉強しない人は、やりたいことへのアンテナも弱く、深く考えて努力することができない人間になる傾向があります。

学校の勉強は、人類が数千年積み上げてきた知識や技術のうち、比較的日常生活に活かしやすいものを約10年で学べるのものです。勉強する内容はすべて「先人が歩いた道のり」や「天才が人生を捧げて発見した知識」なのです。

やりたいことを見つけ出すことができる

勉強をすると、やりたいことを突き通す為の、たくさんの武器(知識・解決策)を身につけることができます。例えば、音楽で生きていく場合でも、日々の勉強が役に立ち、より深く理解ができるようになります。

  • 国語:歌詞や文章を書くため、情報を得るために役立つ
  • 数学:そもそも音楽は数学的なシステムの上に成り立っている(テンポ、音階等)
  • 社会:音楽史を学ぶ時に役立つ(昔の音楽・を参考にする)
  • 理科:「音」は物理現象(音の響き方)英語:英語の方がインターネット上に情報が多い

また、たくさんの武器を組み合わせながら、やりたいことを見つけだすこともできます。例えば、絵を描くことが好きだとして、将来に行き詰ってしまった場合、絵を描く×ネット、絵を描く×教員免許、絵を描く×会社を作る、絵を描く×物語(絵本)等々、自分の好きなことを仕事にする、色々なアプローチをすることができます。結果、自分のやりたいことを突き通すことができるのです。その結果、もっと勉強したくなります。もっと楽しくなります。勉強の本質は、しなければいけないのではなくて、本当はしたくてするものなのです。

勉強をするためには

やはり、目標・目的を明確に決めることではないでしょうか?例えば受験であれば、〇〇高校に合格する、○○大学に合格する、模試で偏差値60を目指すなど。学校であれば、テストで100点を取る、通知表でよくできるを○個取るなど。お友達であれば、ライバルを決めて、そのライバルに勝つなど。また憧れの人を思い描き、その人ができることを一つ一つできるようにするというのも取り組みやすいかもしれません。

目標を明確にする

最初から大きな目標を掲げると、三日坊主になります。最終目標を達成する為に、小さな目標を設定して、その達成を繰り返し継続することがよいのではないでしょうか?例えば、学校で、通知表よくできるを●個もらうことを最終目標として、その為に、1か月で15時間勉強すると決め、1日30分勉強する等は無理なく調整しながら勉強できるのではないでしょうか?

セルフコントロール (自分自身のコントロール)

お友達と遊ぶことはとても楽しいです。社会に出た後のコミュニケーション能力や非言語コミュニケーションを高める、とても大事なことです。そして、ゲームやスマホも楽しいです。でも勉強もやりたい、きちんと時間や気持ちをコントロールできるように、セルフコントロールも磨いていくとよいと思います。

学校に通っている時期の重要性

学校に通っている時期は、生きる為の必要なレベル上げをしている時期です。特に義務教育である、小学校・中学校は、生きていく為の最低限必要な土台作りをする場所です。最低限必要な土台は、小学校・中学校の勉強をきちんとできること、勉強の仕方を確立することです。この土台がないと、やりたいことが見つけられず、やりたいことの為に努力ができず、悔しい思いをする可能性が高くなります。そして、悔しい思いをしないように、最低限必要な土台を、きちん作れるよう、自ら頑張れるように、自ら勉強したいと思えるように応援するのが本当の親の役目ではないでしょうか? 

  1. わからないことがあったら、丁寧に教えてあげる
  2. 頑張れる環境を整備する(部屋片付け、学習塾、参考書、文房具等の準備する、本を買う)
  3. セルフコントロールの応援(日々の声掛け、スマホ・ゲーム管理)
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